以前に Homebrew を使って Drupal サイト開発の環境を構築するブログを書いたのですが、それを見た弊社のデザイナーから「ターミナルとかマジ意味わからん」と貴重なご意見をいただきました!もっと簡単に環境が構築できる方法は無いかと考えた結果、Apache や PHP, MySQL のインストールが簡単に行えると噂の MAMP を利用とすることにしました。今回は MAMP を使って Drupal サイトの開発ができるところまで解説します。

今回構築した例の環境とポリシー

  • OS X 10.10 Yosemite
  • MAMP Version: 3.2.1
  • 一人のユーザーしか使わない Mac

バリバリ開発したい人やターミナルが使えるエンジニアの方は、 Homebrew などの PHP や MySQL を使って環境を整えた方が何かとメリットが多いのでそちらをオススメします。

MAMP をダウンロード

まずは MAMP をダウンロードしましょう。 MAMP のサイトへ行き Download ボタンを押してパッケージをダウンロードします。

MAMP のダウンロード

MAMP をインストール

ダウンロードしたパッケージを開いてインストーラーを起動しましょう。特に設定すべきところは無いのでインストーラーの画面の指示通り進めてください。

MAMP インストーラー

MAMP の起動

インストールが完了するとアプリケーションフォルダに MAMP フォルダが入っているはずです。その中に MAMP アプリが入っているのでそれを起動してください。Spotlight 機能や Launchpad から起動してもいいでしょう。

MAMP の起動

起動時に MAMP PRO の起動を勧めるダイアログが出てきますが、 MAMP PRO は使わないので「MAMP 起動時に MAMP PRO を確認」のチェックを外し、「MAMP を起動」ボタンを押します。

MAMP Pro は使わない

Apache のドキュメントルートを変更

MAMP の初期状態では Drupal などのファイルを入れるドキュメントルートフォルダがアクセスしにくい場所にあります。今回は習慣的によく使われる Sites と言うフォルダを自分のホームディレクトリの直下に作成し、それをドキュメントルートと設定するようにしましょう。

ちなみに複数のユーザーで MAMP を共有する Mac であれば、この設定をすべきではありません。

ホームフォルダに Sites フォルダを作成

ファインダーを開いてホームフォルダへ移動し、その中に Sites フォルダを作成してください。パスで言うと /Users/USERNAME/Sites になります。

Yosemite の初期状態では自分のホームフォルダはファインダーの「よく使う項目」には表示されていないかもしれません。その場合はファインダーの環境設定から自分のユーザー名にチェックを入れると表示することができます。

Sites フォルダの作成

MAMP でドキュメントルートを指定

フォルダを作成したら MAMP のウィンドウへ戻り、メニューの「設定」をクリックします。そうするとダイアログが出てくるので「Web サーバー」とのタブを選択します。

設定の場所

「ドキュメントのルート」と書かれた項目のフォルダアイコンを押すとフォルダの選択ダイアログが出ますので、先ほど作成した Sites フォルダを選択し「OK」ボタンを押して設定を終わらせてください。

ドキュメントルートの設定ダイアログ

MAMP 内の Apache と MySQL を起動

必要最低限の MAMP の設定が終わりましたのでサーバーを起動してみましょう。 MAMP のダイアログにある「サーバーを起動」のボタンを押すと Apache や MySQL サーバーが起動します。無事起動が成功するとブラウザが立ち上がり、自分のコンピューター内にインストールされた MAMP のホームページが表示されます。

MAMP の管理ページ

このページではインストールされた各種ソフトウェアの状態を確認できたり、 MySQL のデータベースを管理するソフトである phpMyAdmin を起動することができます。よく使うページなのでブックマークをしておくといいでしょう。

Mac を再起動すると MAMP は自動的に起動してくれないので、開発始めるときは前述で説明した手順と同じように MAMP アプリを起動して「サーバーを起動」ボタンを押す必要があります。

MAMP のセットアップは以上です。次はいよいよ Drupal のインストールについて解説します。次回の記事はMAMP に Drupal 7 をインストールする方法です。