日本行政書士会連合会

公式サイトおよび会員サイトのフルリニューアル
  日本行政書士会連合会 公式ウェブサイト イメージ画像

概要

日本行政書士会連合会様の公式サイトおよび行政書士が登録して利用する会員サイト(連con)のフルリニューアルを実施しました。

リニューアル前の主な課題

当サイトは前回のリニューアルから約6年が経過し、大きな課題がいくつか出てきている状況でした。リニューアル前の主な課題は以下の通りです。

  • 繰り返しのページ追加等により、サイト構造が複雑化してきていた
  • 時間の経過により、デザインがやや古びたものとなっていた
  • 管理画面が2サイトで分離しており、運用が煩雑であった
  • 内部で更新を完結できないページが多数あり、外部制作会社への依存度が高くなってしまっていた
  • 会員サイトの登録率・利用率をアップさせたい

実施した解決策

前述した課題に対して、Drupal を用いて主に以下のようなアプローチを実施しました。

サイト構成・ビジュアルデザインの刷新

まずは複雑化したサイト構造の見直しを実施しました。

ページの統合や整理を行い、公式サイトおよび会員サイトそれぞれ主要なメニューを4つずつに絞ることで、アクセスを容易なものとしました。

ビジュアルデザインは全面見直しを実施しました。団体自体のピンクのイメージは活かしつつ、閲覧者に迷いが生じないよう UI は公式サイト / 会員サイト間で統一しています。

また、デザイン初期から適宜パーツのコンポーネント化を行い、レスポンシブにおいても問題が生じないデザインを構築しました。

Drupal によるワンサイトとしての再構築

運用上の課題やデータ構造を吟味し、Drupal によるワンサイト構築を採用しました。ワンサイト構築によって得られた主なメリットは以下の通りです。

  1. 一つの管理画面ですべての作業を完結できる
  2. 同一のデータを複数の CMS で更新する手間を排除できる
  3. 重複する CSS / JavaScript 等のコードを統一管理できる

フロントエンド開発ではテーマの継承システムを利用し、公式サイトおよび会員サイトのテーマに主従関係を持たせることで、重複コードを減らし保守性を高めたアーキテクチャとしました。

データ化による工数削減

旧サイトではすべて HTML で構成されていた都道府県別行政書士会をデータ化し、Drupal の Views を用いて一覧表示する形式としました。半期に一度の確定会員数情報更新は CSV をインポートするのみとし、メンテナンスコストを削減しています。

冊子情報もデータ化することで HTML の更新作業を無くし、冊子データの登録・更新のみで公式サイトおよび会員サイト双方で別々の一覧ページが生成される仕組みを採用しています。PDF からサムネイル画像を自動生成する機能も備え、過去60年分の膨大なデータ管理を容易なものとしました。

全体として更新にあたり HTML / CSS の知識が必要とされるページを大幅に減らすことで、外注コストの削減を見込んでいます。

会員サイト機能の強化

行政書士は同一職種でありながら、担当分野や得意領域ごとに知りたい情報が異なるという特性があります。会員サイトではユーザーごとの情報の最適化を図るため、お気に入り機能とメール通知機能を追加しました。

お気に入り機能はカテゴリや記事をお気に入りに追加し、日々投稿されるコンテンツの中から特に自身に関わりの深い情報へアクセスしやすくする機能です。フルスクラッチだと多大な工数が見込まれる機能ですが、Drupal の豊富なモジュール群によって比較的容易に実現しています。

また、購読したカテゴリの記事更新通知をメールで受け取れる機能を実装しました。会員数や送信前のプレビュー機能・送信後の分析機能等を考慮し、外部のメール送信システムと API 連携する構成としています。

案件概要

クライアント名 日本行政書士会連合会様
URL https://www.gyosei.or.jp/
Drupal バージョン Drupal 10
ジャンル 法人・施設・団体サイト
デバイス PC/スマートフォン/タブレット
当社スコープ 要件定義/デザイン/コーディング/Drupal導入/マニュアル作成/プロジェクト管理
プロジェクト期間 約9ヶ月