DrupalCamp Tokyo 2026 開催決定、Drupalは次のフェーズへ!
森山 智華
こんにちは、スタジオ・ウミの森山です。
本日は、今年の6月に東京・豊洲で開催予定の「DrupalCamp Tokyo 2026」をご紹介したいと思います。
昨年11月、日本で初めての開催となった「DrupalCon Nara 2025」は、国内外から多くの参加者が集まり、大きな盛り上がりを見せました。その熱気や余韻は、今もなおコミュニティの中に強く残っており、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
そして、その流れを受けて次に動き出すのが「DrupalCamp Tokyo 2026」です。 Drupalに関わっている方はもちろん、最近Drupalに興味を持ち始めた方や、CMS選定・Web開発に関わる方にとっても、見逃せないイベントになりそうです。
DrupalCamp Tokyo 2026 開催概要
- イベント名:DrupalCamp Tokyo 2026
- 会場:SCSK株式会社 豊洲フロント(最寄駅:豊洲駅)
- 開催日:2026年6月27日(土)
- 参加費:カンファレンス参加:2,000円(学生無料)、懇親会参加:3,000円
- 主催:DrupalCamp Tokyo 2026 実行委員会
- 公式サイト:https://www.drupal.jp/tokyo2026
※ 詳細および最新情報は公式サイトをご確認ください。
奈良から東京へ:Drupal、次なるフェーズへ
DrupalCamp Tokyo 2026 のイベント開催テーマは「奈良から東京へ:Drupal、次なるフェーズへ」となっています。
DrupalCon Naraで生まれた熱気をそのまま東京へ引き継ぎ、次のフェーズへ!
コミュニティの内側だけで完結するのではなく、オープンソースCMS「Drupal」を中心に、立場や経験を越えたさまざまな人が集い、さらにその輪を広げていく—— そんな意思が感じられるテーマです。
こんな方におすすめ
DrupalCamp Tokyo 2026 は、次のような方に特におすすめです。
- Drupalを使っている/これから導入を検討している方
- Web開発やCMS選定に関わる方
- 他CMSとの比較・リプレイスを検討している方
- Drupalのコミュニティやオープンソースに興味がある方
国内外からDrupalに精通したエキスパートが集い、多種多様なセッションが展開されるため、Drupalに興味をお持ちの方にとっては、その理解や解像度を高める絶好の機会となるでしょう。
DrupalCampとは?
Drupalには、コミュニティ主導で開催されるさまざまなイベントがあり、規模や目的に応じて大きく以下のように分類されています。
DrupalCon(グローバルイベント)
世界中から参加者が集まる、Drupal最大規模の公式カンファレンスです。数日間にわたって開催され、セッション、トレーニング、キーノート、コントリビューションなど、多彩なプログラムが用意されています。日本国内での開催は、昨年11月の奈良市での開催が初となりました。
DrupalCamp(地域カンファレンス)
各国・各都市で開催される中規模のイベントです。DrupalConよりもコンパクトながら、実務に近いテーマや地域コミュニティに根ざした内容も多く、参加しやすいのが特徴です。今回ご紹介する「DrupalCamp Tokyo 2026」も、このDrupalCampにあたります。日本国内でもこれまで何度か開催されており、今回は2023年に山口県岩国市で開催された「DrupalCamp DEN 2023 Iwakuni」以来、約3年ぶりの開催となります。
Drupal Meetup(小規模勉強会)
定期的に開催される小規模な勉強会や交流イベントです。特定のテーマにフォーカスしたり、ライトに情報交換を行う場として、コミュニティの基盤を支えています。日本国内でもさまざまな主催者のもとMeetupが開催されていますので、ご興味のある方はぜひ検索してみてください。
こうしたイベントはそれぞれ役割が異なりますが、共通しているのは、Drupalというオープンソースを軸に、人と知識がつながる場であるという点です。
特にDrupalCampは、「初めてDrupalイベントに参加する」「コミュニティに一歩踏み出す」という方にとって、ちょうどよい距離感のイベントと言えるでしょう。
注目ポイント
DrupalCamp Tokyo 2026 は、3会場(ルーム) で約30のセッションが予定されており、弊社からも2名が登壇を予定しています。技術セッションだけでなく、コミュニティ、ビジネス、教育、公共性といったテーマも扱われる予定で、高い期待が寄せられています。
その中でも特に注目したいのは、FreelyGive の共同創業者 James Abrahams 氏による基調講演(Keynote)です。
James Abrahams 氏は、AIモジュールのメンテナーであり、AIイニシアチブの創設メンバーの一人でもあります。 DrupalとAIの領域で精力的に活動されており、DrupalConをはじめとする国内外のさまざまなイベントでも登壇されています。
現在、注目が高まっている「Drupal × AI」というテーマについて、最前線で活動されている方の話を直接聞ける貴重な機会ということもあり、コミュニティ内でも高い関心が寄せられています。
Drupalは今、従来のCMSの枠を超え、AIとの統合によって大きな進化の途上にあります。そうした変化の最前線にいる人物の視点に触れられるという意味でも、今回の基調講演は非常に示唆に富んだセッションになりそうです。
スタジオ・ウミとしての取り組み
今回、スタジオ・ウミは一部のメンバーが実行委員会およびボランティアとしてPRチームに参加させていただいています。定例会に参加しながらPR活動について意見やアイデアを出し合うほか、ロゴマークやウェブサイト、各種グッズなど、イベントに関わるデザイン制作全般を担当させていただきました。近頃一部界隈で大人気の“ぷくぷくシール”をはじめ、さまざまなオリジナルグッズも現在準備が進んでいます。ぜひ楽しみにしていてください。
また、実際に運営に関わってみて感じるのは、本業と並行しながらこれだけのイベントを準備・運営することの大変さです。実行委員会の皆さまには、改めて心から敬意と感謝をお伝えしたいと思います。
せっかくなので、今回のロゴデザインのコンセプトもご紹介させていただきます。
DrupalCamp Tokyo 2026 ロゴマーク コンセプト
本ロゴは、「DrupalCamp Tokyo 2026」の開催地である江東区の「ウォーターフロントシティ」をイメージしたビル街と波のモチーフをベースに、TOKYOのシンボルとして広く認知されている東京タワーとスカイツリー、さらに日の丸(太陽)を組み合わせて表現しています。
色彩構成は Drupal 公式ブランドガイドラインに準拠し、国内外の方が東京らしさを感じられるグローバルに通用するビジュアル表現と、独自性を兼ね備えたロゴデザインを目指しました。
シンボルマーク中央の太陽部分には、昨年開催された 「DrupalCon Nara 2025」から東京へとバトンをつなぐ意味を込め、「奈良から東京へ:Drupal、次なるフェーズへ」というテーマのもと、奈良市を象徴するカラーでもある「朱色」を取り入れています。歴史ある地・奈良から、現在の東京、そして未来へとつながる時間の流れを表しています。
また、メインモチーフには日本古来の表現である切り絵風のデザインを採用し、伝統的な美意識と現代的な感性が調和したビジュアルとしました。過去・現在・未来が連なっていくイメージが重ねられたこのロゴマークには、Drupalコミュニティの歴史への敬意、そして、さらなる進化と発展への願いが込められています。
最後に
ここまで、さまざまな角度から DrupalCamp Tokyo 2026 についてご紹介させていただきました。本イベントの魅力が少しでも伝わり、ご興味を持っていただければ幸いです。
Drupalに少しでも興味がある方、あるいはWeb開発やCMSに関わる立場にある方は、ぜひ一度チェックしてみてください。初めてイベントに参加される方も、コミュニティはとてもオープンで話しやすい雰囲気がありますので、安心してご参加いただけると思います。
私を含む弊社メンバーも登壇や懇親会に参加予定です。ブログを読んでくださった方は、ぜひお気軽にお声がけいただけると嬉しいです。当日、会場でお会いできるのを楽しみにしています!




