抜群の拡張性

CMSの中でも群を抜く高い拡張性で費用対効果の高い継続的改善をサポート

Drupalでは、他のCMSで起こりがちな「やりたいことがどうしてもできない」というケースに直面することがほとんどなく、
その「拡張性の高さ」がDrupalが多くの方に支持される大きな理由のひとつとなっています。

CMSとWebフレームワークの両方の強みをあわせ持つDrupal

DrupalのWeb開発ツールとしての位置づけを示す図。DrupalはカスタムCMSとWeb開発フレームワークの両方の領域をカバーする。

定番機能を低コストに実現できる「CMS(コンテンツ管理システム)」と、高い拡張性を備えた「Webフレームワーク(Webアプリケーションフレームワーク)」の両方の強みをあわせ持っていることがDrupalの大きな特徴です

CMSとしての魅力

Drupalには、コンテンツ管理システム、いわゆる「CMS」として利用いただくための十分な機能が備わっています。基本機能が充実しているだけでなく、配布されているモジュール(拡張機能)の数もなんと18,000以上もあり、この豊富な基本機能と拡張機能のおかげで、コンテンツ管理をはじめ、直感的な編集画面、Webフォーム、ユーザ/組織管理、アクセスコントロールなど一般的にWebサイトで使われる多くの機能を無料で利用でき、時間とコストの削減をはかることができます。
また、それぞれの機能のクオリティが高いことも大きな魅力です。世界最大規模のコミュニティに支えられ、高いシェア率を誇るDrupalはグローバル企業や政府機関、大学などの大規模サイトをはじめとする100万サイト以上で利用されており、機能に対するフィードバックや改善活動も非常に活発。世界中の開発者たちの手によって日々進化・改善がなされているDrupalだからこその高品質な機能が数多く提供されており、こうした機能を組み合わせることで、お客様の事業内容にぴったりのWebサイトに拡張していくことができます。

Webフレームワークとしての魅力

Drupalは、「Webフレームワーク(Webアプリケーションフレームワーク)」としての特徴も兼ね備えていることが、他のCMSとの大きな違いといえます。CMSとしてWordPressやMovableTypeなどと比較されることも多いDrupalですが、そもそもDrupalは「CMS」ではなく「Webフレームワーク」として捉えるべきものであり、他のCMSと比較するのはあまり意味がないと言われる方もいます。
Webフレームワークといえば、Ruby on Rails、Struts、Lalavel、CakePHP、Symfony などがよく知られていますが、要は効率よくWebサイトやWebシステムを構築するためのライブラリ群や枠組みのことです。Webフレームワークを扱うには、CMSでは必ずしも必要とされないプログラミング知識が必須となりますが、何かと制限の多いCMSに比べて、より低レベルな部分からの設計・開発が可能で、自由度の高いWebサイト・Webシステムの構築を可能にしてくれるのです。

Drupalもそのような特徴を兼ね備えた設計がされているため、他のCMSに比べより低レイヤーからの開発ができ、高度なカスタマイズが可能となっています。その拡張性と柔軟性の高さから、Drupalは「オリジナルCMSをつくるためのフレームワークのような存在」と表現されることもあります。このWebフレームワーク並みの「拡張性と柔軟性の高さ」が、Drupalが多くの方に支持される大きな理由のひとつとなっています。

継続的改善に適したCMS

上記であげたような特徴から、DrupalはWebビジネスに欠かせない公開後の継続的改善(機能追加や改善、インタフェース変更など)を検討されている場合にも特におすすめといえます。
他のCMSでは「やりたいことがどうしてもできない」という問題や、機能追加や改修を重ねるにつれメンテナンス性やパフォーマンスが著しく低下するなどの問題が起こりがちですが、Drupalは、最初からカスタマイズすることを前提として設計されたフレームワークであること、スクラッチ開発や他のWebフレームワークに比べ「基本作法(=スタンダード)」がよく整備されていること、機能とデザインをきちんと切り分けメンテナンス性を維持しやすい設計で作られていること、といった点から、そういったケースに直面することがほとんどありません。
中長期的な視点でも費用対効果(サイトのライフスパン全体における費用対効果)の高いサイトを実現したいとお考えの方は、ぜひWebサイト・Webシステムの構築ツールの候補のひとつとしてDrupalをご検討ください。