パワフルな多言語機能

標準で多言語に対応しているDrupalだからこそ、高品質で洗練された多言語サイトを実現

Drupalはグローバル企業様や各種行政機関・大学・団体様等ローカライズされたデジタルエクスペリエンスを提供したいすべての方にとって大きな価値を提供できるCMSです。

多言語化の機能を標準でサポートしているため、スクラッチやローレベルのWebフレームワークではなかなか真似することの難しい高品質な多言語機能を費用対効果の高い形で実現することができます。

特にデータ構造がよく整備されており、データベースレベルから多言語に対応した設計となっているため、他の一般的なCMSに比べ特に汎用性が高く、様々な拡張機能を組み合わせても問題の起きにくいメンテナンス性に優れ安定性の高い多言語サイトを構築することができます。

さらに進化した Drupal 8 の多言語化機能

元々 多言語サイト構築に適したCMSとして知られているDrupalでしたが、最新バージョンのDrupal 8ではさらに多言語機能が強化され、これまで以上に高速かつ簡単に多言語サイトの構築が可能になりました。

Drupal 8 はサイト管理者により快適な翻訳プラットフォームを提供することを目的の一つに掲げ、マルチリンガル(多言語化)を念頭において設計・開発が進められ、標準で実装されている4つのコアモジュールにより、Webサイト上のあらゆる部分の翻訳が可能になりました。 様々な言語に対応するマルチリンガルWebサイトとして、複数の管理言語と翻訳ワークフロー、動的な多言語表示により、複雑な多言語Webアプリケーションをすばやく構築できます。

Drupal 8で多言語サイトを構築するメリット

以下に、Drupal 8が他のCMSに比べて多言語サイトに適している理由の一例をご紹介します。

  • フィールド単位で翻訳コンテンツ間でデータを共通化するか設定することができる (フィールド翻訳方式)
  • ユーザーが管理画面上で設定した値を綺麗に翻訳することができる (Config translation)
  • データ構造が多言語サイト構築に適した構造となっている。Drupal のデータベース構造レベルで、データの集合体、ならびにフィールドごとに言語属性を持っているため、拡張モジュール側での対応コストが低く親和性が高い。
  • 言語の判定ロジックが豊富。ユーザーアカウント毎の設定や、ドメイン、階層、ご要望に合わせて独自のロジックを実装して言語の切替を行うことも可能。

標準で約100言語に対応

Drupal 8は追加のコンポーネントをインストールする必要なく標準で約100言語に対応しています。これによりWebサイトのデフォルト言語を簡単に設定することができ、 必要に応じて英語をオフにしたり、削除するといったこともできます。 コンテンツの翻訳だけでなく、ブラウザ言語などのカスタマイズ可能な要素や Drupalのあらゆる機能を現地の言語で利用していただくことが可能です。

快適な多言語サイト運用を実現

Webサイトのオーナーと更新担当者、閲覧ユーザーが必ずしも同じ言語を話すとは限りません。Drupalは「言語の壁」を無くし、サイトオーナーの伝えたいことがきちんと届けられるように、 素晴らしいデジタル体験を提供することに集中いただけるように、 完全なコンテンツ翻訳ワークフローを備えたプラットフォームとして開発されています。 またそれだけでなく、Webサイトのあらゆる作業担当者(管理者・コンテンツ作成者・翻訳者)は、 管理画面のインターフェース言語を自由に選択することができます。 さらに必要に応じて管理用インターフェースのあらゆる部分を翻訳あるいは自由にカスタマイズすることが可能です。

効率的でスマートな多言語サイト運用を、 パワフルにサポートするCMS「Drupal」

多言語サイト構築に適したこうした数々の特長をもっているDrupalは、多言語サイトを高品質・低コスト・ス ピーディに構築するための最も有力な選択肢のひとつとして知られ、 グローバル企業をはじめとした大企業や政府機関、大学等の教育機関など 世界中の多くのグローバルサイトがDrupalで構築されています。

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