外部連携に強いAPIファースト設計

フロントエンドに柔軟さを持たせ、Drupalをコンテンツの管理に特化させることが可能です

Drupal 8ではDrupal 7以前と異なり、標準でREST APIがサポートされています。 REST APIがコアでサポートされることにより、以下のメリットがあります。

セキュリティ対策等がコア同等に行われ安全面が増す

Drupal 7以前ではコントリビュートモジュールとしてREST API機能が提供されていました。コントリビュートモジュールはモジュール開発者が開発を止めてしまうリスクがあり、開発が止まった場合セキュリティーアップデート等が停止する恐れがあります。しかし、コアでサポートされた事によって随時アップデートが行われ、安全面や機能面で使い勝手が良くなる等、多数のメリットがあります。

管理画面のみでAPIを実装することが可能な為、Drupalの知識が無くともAPIサーバーを構築することが可能

Drupalをこれまで触ったことが無い方やプログラミングの知識が無い方でも、APIを実装することが可能です。RESTモジュールとViewsモジュールを組み合わせ、管理画面よりAPIを実装することが可能となっています。(もちろん権限チェック等、認証をかけることも管理画面より設定可能です)

フロントエンドを柔軟に設計できReact・Vueといったフレームワークだけでは無く、iOS・Android等のネイティブアプリ等多方面でのみせ方が可能となる

今の時代においてはWebだけでは無く、iOSやAndroid等ネイティブアプリのサポートを求められることが多くあります。その際にAPIを用意しておくとDrupalの資産を活かしたサービス提供が可能となります。また、WebにおいてもDrupalに依存することなくReact・Vueといったフレームワークを採用しフロントエンドとバックエンドを切り離した開発が可能となり、フロントエンドに柔軟性を持たせることが可能となっています

他システムとのAPI連携も容易に行うことが可能

Drupalでためたデータを他のシステムへ連携したい!となった場合にも、APIの構築をスムーズに実装することが可能です。それにより、少ない工数で他システムとの連携を行うことが可能となっています。また、複雑な連携を行う場合でもプログラミングによってAPIを拡張することも可能ですので、柔軟に対応することが可能です。