Case Study
事例紹介
4つの
持続可能な

株式会社インプレス様が運営する複数のビジネスメディアサイトを対象に、Drupal 7 から Drupal 10 への移行を行うとともに、デザイン・システム・インフラ環境の統一を図るプロジェクトに参画しました。 本プロジェクトは複数のパートナー企業が連携して取り組んだ協業プロジェクトで、今回、スタジオ・ウミはフロントエンド開発を担当しています。
本プロジェクトでは、以下の4つのメディアサイトが対象となりました。月間トータル約200万PV規模のメディア群を対象とした、大規模かつ長期的な運用を見据えた取り組みです。
対象となる各メディアサイトは、長年にわたり Drupal 7 を基盤として運用されてきましたが、セキュリティ対応や将来的な機能拡張を見据え、最新バージョンである Drupal 10 への移行が求められていました。
また、複数のビジネスメディアを個別に運用してきたことで、テーマやシステム、インフラ構成が分散し、保守運用や新機能展開の効率面に課題が生じていました。
これらを解消するため、本プロジェクトでは以下を主な目的として掲げています。
4つのメディアサイトを個別に構築するのではなく、共通のベーステーマを軸に、それぞれのメディア特性に応じた差分を持たせる構成を採用しました。
これにより、デザインや構造の一貫性を保ちながら、将来的な改修や機能追加時の影響範囲を最小限に抑えることが可能となっています。
スタジオ・ウミは、提供されたデザインおよび HTML を Drupal のテンプレートエンジンへ適切に落とし込み、メディア全体で安定した表示と再利用性の高いフロントエンド構造を整備しました。
本プロジェクトは、Drupal コミュニティを通じて古くからつながりのある ANNAI 社による全体統括のもと、バックエンドをインプレス社、フロントエンドをスタジオ・ウミが担当する役割分担で始動しました。
定例ミーティングやスプレッドシート等を用いた進捗・仕様の共有を行うことで、複数社が関わるプロジェクトでありながらも、認識の齟齬や実装漏れを防ぎ、安定した開発体制を維持しています。
他社と議論を重ねながら開発を進める事例は決して多くはありませんが、密なコミュニケーションを通じて、曖昧になりがちな課題に対して一つひとつ最適解を探っていくプロセスは、本プロジェクトにおける重要な要素となりました。こうした協業の積み重ねが、結果としてプロジェクト全体の品質向上につながるとともに、スタジオ・ウミにとっても非常に実りのある取り組みとなりました。
4サイト合計で月間約200万PV規模という高いトラフィックを持つメディア群を対象に、将来的な成長や機能拡張にも耐えうる基盤づくりが行われました。
テーマや構成を共通化することで、今後新たなメディアが追加される場合や既存メディアを拡張する際にも、スムーズな展開が可能となっています。
本プロジェクトで得られた知見は、今後の大規模メディア運営や、Drupal を活用した共通基盤設計を検討される企業様に対しても、価値ある形で還元していけるものと考えています。
本プロジェクトでは、各領域を担当する関係企業が役割分担を行いながら、設計・実装・運用までを一体となって進めました。
多数のメディアサイトを対象とした取り組みであることから、多くの関係者が関与する体制となっています。各メディアサイトの謝辞ページにて、プロジェクトに関わった関係各社が紹介されていますので詳しくはそちらをご覧ください。
Drupal コミュニティ内で培われてきた協力関係を背景に、多様な知見を活かしながら進められた点も、本プロジェクトの特徴の一つです。本プロジェクトをともに進めてくださった関係各社の皆様に改めて御礼申し上げます。